牛乳キャップというのは、基本的には30年以上前に印刷されているモノなのであり、保管方法は保有者によって千差万別です。
律儀な方から譲り受けた牛乳キャップは新品同様に美しく、30年以上もの月日を経たことが信じられないくらいなのですが、逆に保管状況がよろしくないものは結構汚いんですね。
レアで価値が高いものが汚いと、何とも言えず惜しい気分になります。
なんとかそいつらを綺麗にできないものかと思案し、今回漂白をやってみることにしました。
漂白剤にはいくつか種類があります。
出典:石鹸百科
色柄物にも使える、ということを重視して過酸化水素系の漂白剤を選びました。
「スーパー手間なしブライト」です。
3日ほど漬けました。
結構、汚れが漂白剤の中に染み出たようです。
なんで染み出た汚れがちゃっこいままなのかよくわかりませんが。。
また3日ほど水に付けて漂白剤を落とします。
また3日ほど水に付けて漂白剤を落とします。
で、乾かします。長時間水分を吸ってふにゃふにゃになっていますので、ティッシュに挟んで本でプレスします。そのまま2週間放置。
で、結果がこれ↓
<BEFORE>
<AFTER>
結構きれいになりました。印字の色はあまり褪せていないようです。
写真だと光の加減わかりませんかね?スキャナで取り込んどけば、と後悔しました。
そこで、一気にたくさんやってみました。
<BEFORE>
<AFTER>
どうでしょうか?微妙?
画像は両方とも同じスキャナで取り込んでいますので、光の加減などの条件は同じはずです。
結構、印字の色褪せがひどいキャップもありますね。
ノーベルアップは印字が褪せてほとんど見えなくなってしまいました。
ヘルスも結構褪せていますね。
スノーラック、SPヨーグル、松原ダリヤ牛乳あたりはあまり印字の色褪せが無く、汚れを落とすことが出来ました。
結果としては、ちょっとリスクが高いですかね。
満足が行くくらい綺麗になるものもあれば、印字が見えなくなってしまうものもあります。
やってみなければ結果が分からないという感じですね。
大事な牛乳キャップにはあまりお勧めできないかもしれません。
今回はこんな歯切れの悪い結果しか出ませんでしたが、今度はもっと安全で確実にきれいになる方法を探してやってみたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿