牛乳キャップデータバンク↓

2018年10月21日日曜日

AIで牛乳キャップの画像仕分に挑戦 その1

牛乳キャップの相場サイトではヤフオクやメルカリの出品情報をダウンロードして記録しています。スクレイピングと呼ばれるやつです。

2年程続けたところ、画像データがかなり溜まってきましたので、AI(人口知能)に牛乳キャップの分類をさせて遊んでみることにしました。

巷ではAIという言葉は隆盛を極めており、囲碁で人間のチャンピオンを打ち負かしたとか、車の自動運転ができるようになったなどというニュースをよく聞きます。
やがて人間の仕事を奪うようになり、あげくの果てには人類を支配するようになる、などとも言われていますので気になりますよね。
          
自動運転ができるくらいなのだから、牛乳キャップの分類なんぞ朝飯前なんじゃないか、などと考えがちですが、やり方を教えてやらなければAIとてなにもできません。丹精こめて育ててやる必要があるんです。

牛乳キャップはブランド(メーカー)だけで数千種類、銘柄に至っては万単位の種類が存在しますので、画像からブランドや銘柄までを分類させようとすれば、とても遊びでやるような時間ではできません。

そこで、当面取り組みやすそうなテーマを4つほど決めました。

1.色の仕分け
 例:それぞれ、ピンク、赤、オレンジに仕分けられるか?


2.数の仕分け
 例:同じ3枚として仕分けられるか?


3.同名ブランドの仕分け(鈴木牛乳、中野牛乳、昭和牛乳など)
 例:「鈴木牛乳」を仕分けできるか?
北海道 秋田県 山形県 静岡県


4.使用品と未使用品の仕分け




AIを使うにあたり使用するエンジンを決める必要があります。
名だたるビッグネームのIT企業がそれぞれ自社製エンジンを操作するためのAPIを提供していますが、さしあたりIBMのWatson(Visual Recognition)を使うことにしました。

Amazon Amazon Rekognition
Google Google Cloud Vision API
IBM Visual Recognition    → 採用!
Microsoft Computer Vision API

次回に続く。

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